アパートの二階

 

[イントロ][Aメロ]

AM7 E Aadd9onF# E

軋む階段を上っていつものように部屋に帰る

脱ぎ散らした靴が寝転がったりくたびれたりしている

リュックを置いて着替えもせずにベッドに横たわる

窓際のサボテンはゆっくりと日毎に育っていった

 

西日の差す部屋でただ何もせずに座っている

ドアが閉まる音、隣の住民が帰って来たようだ

開け放したカーテンが膨らんだりしぼんだり

耳をすませばかすかに聞こえる秋の虫とコノハの声

 

[Bメロ]

Aadd9onF# E AM7 E 

静かなアパート白百合荘夕暮れ E7

 

[サビ]

AM7 E Aadd9onF# E

二階の部屋

落ちる夕日

古いアパート

チャイムの音

カレーの香り

工場の煙

部屋の陽だまり

見知らぬ二人

 

[間奏]

 

[Aメロ]

下の部屋からカレーの香りが立ち込めている

今日はうちもカレーにしようそんなことを考えている

この平凡な街の上に大きな夕日がかぶさっているけれど

そんなことにも気付かずに

二人の今日は昨日に変わる

 

[Bメロ]

静かなアパート白百合荘夕暮れ

 

[サビ]

二階の部屋

落ちる夕日

古いアパート

チャイムの音

カレーの香り

工場の煙

部屋の陽だまり

見知らぬ二人

 

ほら君の上にも僕の上にも明日が来る

玉ねぎしみる涙をこぼす

少しさみしい

だけど美しい